新しい星座を作れば物語が生まれる
(サムネ調整用)
こんにちは、日本一運の良いオタクです。
今回は10月9日DIALOGUE+LIVE2022「puzzle」東京公演についての感想記事となっていますが、少しだけ時間を遡って始めさせていただきます。よろしくお願いします。
10月4日18時過ぎ、内山悠里菜さんと緒方佑奈さんがライブを欠席するという知らせが届きました。
ここ3ヶ月程休養を取っている内山悠里菜さんが東京公演に間に合うと信じて待っていたオタク達の気持ちを考えると、とても残念でしたし、何よりも推しである緒方佑奈さんの欠席という文言には目を疑いました。
「また来週楽しみにしています!」と言って別れたお話し会からたった3日での出来事。この短い間に一体何が、ライブに出れない程深刻な容態なのだろうか、と色々な考えが頭を駆け巡っていました。
食べていた夕飯はいつの間にか味がしなくなり、おぼつかない足取りで自室へ。枕を濡らした後、数人と通話して大分落ち着きました。
3月には宮原、6月以降は内山が、アニサマでは飯塚がそれぞれ不在でなかなか8人揃うライブが出来ていなかったので、いつかはこんな日も来るだろうとは思っていましたが想像以上に辛かったです。
新型コロナの様な一過性のものではなく、体調不良による「当面」の間のライブ活動休止という、先の見えない不安も感じました。今思えばこれが3ヶ月以上も
続いてる内山のオタクの気持ちなんて全然理解出来ていなかったなと反省。
ただ、それでも2人が参加するはずだった公演を、作り上げたかった物を見届ける為に「不参加」という選択肢はハナっからありませんでした。3月に決めた通り、「誰が振ってなくても俺が青を振る。例え、そこに居なくても俺が立たせる」という、かなり痛めな思想を持ってこのライブに参加しようと決意していました。
フラスタの話
今回のライブに参加するにあたって、初めてフラスタの企画側に回ることになりました。と言っても支援を募るのではなく、少人数の仲間内で出すサプライズ的な物でした。(ってかこんなの支援してもらって作ったら怒られる自信しかない)
とにかくお金は気にせずデッカいフラスタを立てようということ。主催のコンセプトが
「とにかく自分たちのフラスタを見て、緒方佑奈さんに笑って欲しい。全力でふざけて、こんなに楽しんでるよ!と伝わったら良いな」
というものだったので、全力で大真面目にふざけました。とりあえず、ど真ん中にひらがな「う」を据えたことにより、77.53億分の1にしか贈れない物にして、パネルにも全力で「う」を主張。下段には参加した6人それぞれが思い思いの小物を添えて、彼女の個性を表現できたと思います。
そして、1番良かった仕掛けがLEDライトでしょうか。
公式ホームページ、デネブとスピカの緒方佑奈キャストコメントには「一緒に新しい星座つくっちゃお?」とあり、店舗周りの際に書いたコメントにも「大好きなみんなと新しい星座つくるんだ〜」というもので、「新しい星座」という言葉に拘りがある様に感じましたので、「なら作ったろかい!」ということでLEDライトを埋め込んで「う座」を作りました。
「みんなと」とある様に電飾の色はカラフルに、点滅させたのは、「いつか全ての星が再び輝く様に」との想いを込めました。細部まで拘るのは変な布作りで慣れています。
花屋から送られてきた写真を見て、まず思ったのが想像より大きいこと笑。静画だったので、実際にLEDが点滅すると、どの様になるかは当日までのお楽しみに。
今回は友人のフラスタには極力参加していたので、それらを見ることも楽しみでした。実際に入場して2階の、文字通り「花道」を通ると思いの詰まったフラスタが並んでいましたが、その中でもうちの子が特に異彩を放っていました。
約3ヶ月ほど、色んな想いを込めて作った物が実物になった姿に感動したのと、これを万全の状態で彼女に見て欲しかったという気持ちで感極まってしまいました。
前向きな彼女のことだから、既に気持ちは次に向かって居るとは思います。でも、ほんの少しでも落ち込んでいるとしたら、これを見て笑ってくれていればやった甲斐があるというものです。
花道を折り返すと、僕らのフラスタの前で立ち止まって指差したり、笑ってくれてるオタクの姿が見えて本当に嬉しかったです。
みんなが立ち止まって笑ってくれ本当に嬉しかった。
— マルセイユ (@MarseiU14m2) 2022年10月9日
一緒に作ってくれたみんな、主催のもりもりありがとう! pic.twitter.com/9mEZPN42Xt
点滅するLEDがとても良い発色だったので、動画が無いのが本当に残念です。
という訳で、開演前の悲喜交々を綴ってきましたが、いよいよライブ本編の記事です。
「東京で感想書くから、大阪はとりあえずめちゃくちゃに楽しめば良いや〜」と思っていたのを本当に後悔しています。基本的には東京公演をメインにしつつ、大阪公演の印象的だった部分も書ければと思います。
オープニング
文面では見ていたものの、緒方佑奈さんが出ないDIALOGUE+なんて見たことが無かったので、実感しづらかったのですが、大阪公演と同じムービーが流れた後に入場して来たのは6人。「本当に居ないんだ」と言葉が漏れました。
1.あやふわアスタリスク
皆さんはパズルを作る時ってどうやって作りますか?(唐突な質問)僕は枠組みから作る派です。
「1日筋道立てては壊してやり直してばかりの僕らだ」
puzzleという表題を見た時からどんなコンセプトのライブにするのか気になっていましたが、彼女達の作るパズルはまだまだ試行錯誤の途中。
パズル柄の新衣装は夏らしくてとても涼しげに映りました。
私が嫌いな言葉に「これしか無いの?」というものがあります。確かに、初めてライブを見に来た人は
「6人しか居ない」
と感じるかもしれません。でも、
「6人が居る」んだよ!
6人でもやると決意した彼女達の決意は決して、あやふわなんかじゃなかった。
2.花咲く僕らのアンサーを
解答用紙の空欄達に「下手くそに叫びたい」と記入。3rd Singleの繋ぎです。
あやふわアスタリスクの方でもそうでしたが、緒方佑奈さんのパートになると、完全では無いにしても身体が勝手に宙に浮き、右腕は伸びていました。
「また春はやってくる不安は楽しみになる」
で一瞬やられそうになりましたが、ギリギリで耐えました。
3.大冒険をよろしく
座席指定ライブではようやく解禁された連番制度。今回は大阪東京共に身内オタクとの4連番でした。絶対入れてくると思ってたのですが、思ったより早めの位置での披露となりました。
客席ではオタクが肩を組んで居るのに、ステージでは肩を組めない6人。やっぱり寂しいですね。大冒険DIALOGUE+8連番をよろしく。
パズル要素はどこへ行ったのでしょう?面倒臭くなってひっくり返した感があります。
MC-1
守屋さんのMC。「6人でも心は8つ」「今ここでしか楽しさを感じて欲しい」という短い挨拶でしたが、6人の全力を楽しもうと改めて思うことが出来ました。
4.パンケーキいいな
東京では反応が遅かったのが悔やまれますが、イントロでUO折って泡立て器代わりに片手で回すのが大好きです。
「魔法が使えたらねまずね何をしてみようかな」
そうですね、内山悠里菜さん、緒方佑奈さんがステージに立てない全ての要因を取り除いてあげたいです。
個人に的には「ライブを観に来い」って曲だと思っています。
「辛いとこと辛いこと」
文字で書けば同じですが、読み方が違います。ライブだって配信と現地で同じ音ですが、全然違う物だなんてのは分かりきった話です。
推しが居ないから本当に心の底から楽しめるのか?何て思ってた気持ちはどこへやら、間違いなく100%でこのライブを楽しんでいました。それが少し悔しくもあります。
5.アイガッテ♡ランテ
この曲が大好きなアトランタ帽(固有名詞)が左2つ隣で気持ち良くなっていたので、いつもより楽しめた気がします。トマホークチョップ3連番が実現。
大阪の時は特に感じたのですが、いつもよりテンポ遅くなかった?
6.恋は世界定理と共に
今回は2階のセンターブロックに居たのですが、ふっと視界が開けると、1階席、2階席LRでペンライトを振ったり、振りコピをするいつも通りのライブ。でも、見つめたい人はステージに居ない。それを痛感した瞬間でした。
やっぱり辛いな〜、と思って腕組んで感慨に耽っていたら、落ちサビダンスのとこで隣の痛風オタクが手を取って来たので、「お前とは嫌だよ!」と割とガチ目に断ってしまいました。ごめんなさい。
7.好きだよ、好き。
大阪でやってたからセトリにあるのは分かっていました。分かってたんだけど、視界はボヤけていました。
「聞かせて君の声をいつでも」
この歌詞だけで、あの時の僕の気持ちを語るには十分過ぎると思います。
8.おもいでしりとり
「世界定理→好きだよ、好き。」と繋いでくると映えますね。
MC-2
宮原の雑な振りから始まる。日常トーク。和んで良かったと思います。
9.1000万回ハグなんだ
7月頃の記憶を失っているので、大阪で初めて浴びました。
いつも言っているのですが、知らない曲は緒方佑奈さん定点カメラになってしまうのですが
「決めポーズ」
のところで、うポーズをしていたのでいつも通り、やってんなぁ!と思っていました。
「それ採用!」でUO折りたいですね。
10.シャーベットマーメイド
身体が変な動きを始めます。DIALOGUE+の楽曲の中では異質ですよね。
緒方さんのパートが多いので、もっともっと振りを見たいですね。終わり方の演出も大阪と東京で異なり、東京はステージがしっかり暗転しててゾクって来ました。
11.Domestic Force!!
なんだかんだで久々の歌唱で、内山不在時では初披露となりました。あそこのパートは誰がカバーするんだろうと呑気に考えながら動いていたら、1番後ろで立っていた緒方佑奈さんの
「さらけ出すんだ!」
にブチ抜かれました。
大阪公演終了後には身内の青いオタク達と抱擁を交わすくらいには皆んなブチ抜かれてました。中には泣いてしまったと話すオタクも居て、彼女が歌唱でこれだけの物を見せてくれたという陰の努力に頭が下がる思いです。
もう聞く機会は無いかも知れませんがダイジェスト映像とかで出ないですかね?やっぱあの日だけの非番品にした方がいい?
東京公演では2番前のダンスのとこが光だけの演出になっいましたね。「さらけ出すんだ」は稗田さんのカバーでこれもブチ抜かれたのですが、あれに勝って大阪でそのパートを任されていたことを本当に嬉しく思います。
12.僕らが愚かだなんて誰が言った
思えば2022年は現在地でこの曲が新曲として出た時から始まりましたね。
山中湖辺りからイントロで飛ぶようになった様に感じますがダンスの練度もどんどん上がっているように感じます。
MC-3
大阪公演では「重大発表があります」と前置きがあり、もしかすると悪い報せなのかと息を飲みましたが、DIALOGUE+の2枚目のアルバムが制作中ということ、そして、そのアルバムを引っ提げての全国ツアーが予定されているとの発表がありました。
東京ではアルバム名「DIALOGUE+2」とまで発表もありましたね。
そして、村上さんの口から語られたのは、「8人でやることが当たり前では無くなった」ということ大阪公演ではそれを聞いた緒方さんが涙する。というシーンもありましたが、東京公演では不在。
東京公演のスピーチについては、配信があるので割愛しますが、本当に、僕が言いたいことを全て代弁してくれたと思います。
「気持ちに蓋をしなくてもいい」
その言葉を聞いた瞬間、涙が溢れました。
他のメンバーと違い、SNS持っていない彼女がこうやって本音を言ってくれることが嬉しかったです。
13.夕空航路
大阪公演では全国ツアーの発表を九州のオタク4人で聞けたこと、東京では村上のMCでボロボロになっていました。
「陽気な 飛行機の しっぽなぞり
そういえば 旅にも 出てみたいよね
地球の果てとか 仲間の写真と
見上げた彼方の 何処か」
って歌詞があるのですが、実は7月のオントでネタバレ?を食らってました。臼杵駅で話していたことにかけて
「僕らをどこまでどこまで連れてってくれるの?」
と質問をしたのですが、
「世界の果てまで!」
と答えてくれてたのって多分この歌詞が頭に浮かんだんじゃないかな?とこれを聴いて思っていました。全国ツアー、是非福岡に来てください。待っています。
バンドパートでぶち上げた後はラストスパートです。
14.ガガピーガガ
身体は正直なもので、イントロを浴びてぴょんぴょん跳ねていました。
「つまづいたって落ち込んだってビギナーズラック使い切っただけだよ」
試練の4年目となっています。頑張れ。
「ゴメン!」で遊んだ鷹村良かった。
15.ドラマティックピース‼︎
「気持ちに蓋をしなくていい」村上の言葉が頭をよぎりますが、これは悪い例です。
全力で楽しんでいるつもりだったのですが、やっぱりどこかで自分をセーブしていたようです。東京では1番ぶち上がったかもしれません。
とにかく暴れました。両隣が身内オタクだったのに感謝したのはこの時かもしれません。
配信で見たら稗田がめちゃくちゃ煽ってたんだけど、全然気づかなかったくらいにはネジが外れてました。
16.デネブとスピカ
「一生に一度しかないパズル」
「どんな結末を迎えても笑い話にしよう」
「デコボコを楽しもう」
歌詞が身体に刺さります。デネブとスピカってこんなに泣き曲だったっけ?
この日6人が見せてくれた「新しい星座」は本当に楽しかった。それなのに涙は止まらなくて…
「満ち欠け追いかけたり」
やっぱりこんなハマり方はアリでナシです。
17.人生イージー?
「生きるって難しいなそれでも同じくらい素晴らしいな」
飯塚さんのカバーが素晴らしかったです。
僕らが出来る応援なんて知れていますが、puzzle東京が終わったら手紙を書こうと前から決めていました。精一杯の応援をしたいと思います。
18.夏の花火と君と青
7月、8月山中湖、TIFなど野外ステージで披露出来る絶好の機会で干され続け、大阪でもいつやるか、いつやるかと多くのオタクが待ち続けていたのでは無いかと思います。
1音目の盛り上がりは僕がDIALOGUE+のライブに参加し中では、間違いなく過去1番でした。
声出しが解禁されていれば会場中から絶叫が聞こえ、隣のオタクも、自分も咆哮していたと思います。
2人に届けようと、全力で叩いた337拍子の応援歌。
「いつか花火を見た時、君を思い出すのかな」
「恋は世界定理と共に」のオントで行った臼杵駅、行きたくても行けなかったライブ、トラブル続きで大変な思いをしたTIFの思い出が、走馬灯の様に頭の中を駆け抜けては消えていきました。
落ちサビ前では、残り2本だったUOを隣のオタクに渡し、一緒に折ったのですが、勢い余りすぎてグニャっとなる程度にはアがっていました。
「君とまた会う時には続きから始められるかな」
待ちに待った中で、最高の夏が最高のボルテージで終わりました。
一つだけ文句を言うならば大阪公演の1週間前に行ったユニゾンのライブで同じ様な紗幕を使って演出があって既視感を感じてしまったことが挙げられますが、この演出は本当に綺麗で、声出し解禁だったら歓声が起きていたと思います。
最後の最後に最強のピースが埋まり、ライブが完成しました。
E-1.あたりまえだから
大阪公演ではうっすら透けた紗幕に並ぶスタンドマイクを見て、7人でこの曲をやるのか…と思っていましたが、東京では6人でこの曲をやるのか…と感じていました。
「気持ちに蓋をしなくていい」再度村上の言葉がよみがえります。これは良い例です。
「大好きだよって伝えるのがこんな難しいなんて」
内山さんのオタクには負けますが、この歌詞の意味をより深く感じられたと思います。
そう、当たり前、当たり前なんだ。また8人のDIALOGUE+2ツアーで当たり前を数えよう。
MC-E
大阪では3曲通しでしたが、東京公演ではここでMCが入りました。1番大きかったのは内山悠里菜さんからのビデオレターではないでしょうか。
6月のラジオ以降、約3か月間何も情報が無かったのに待ち続けて居たオタクの皆さんが報われてくれることを願っています。今回、本人から「復帰に向けて」と前向きな言葉があって良かったです。
久々に次のライブがいつか分からない状態ですが、1月の現在地から本当に全てのライブに思い出があります。また来年よろしくお願いします。
E-2.20XXMUEの光
とっくに蓋は外れています。
大阪公演では守屋さんが「よぉよぉよぉ〜」と先走る姿を見て、逸る気持ちを抑えきれてないのを感じてより、楽しくなっていました。通話席のオタクが裸足になって壁までタッチしに行ったり、東京公演では横移動とは名ばかりのど突き合いになっていましたが、2回目の参加だった右隣のオタクが段々順応してきていたのが面白かったです。
夏フェスでもかなり擦られていましたが、何回やっても絶対楽しい劇薬なので、いつでもやってください。
E-3.ダイアローグ+インビテーション!
こちらも3月に宮原不在でやって以来となりましたが、流石に6人でもやるのかと思ったのですが、6人でもやり切ってくれました。
宮原の口上がやっぱり雑で好き笑笑
緒方パートですが、「緒方!佑奈!緒方!佑奈!…」とスクワットしながら言いたくなる改変でしたね()
今年の最後もこの曲で終われて良かった。これからもよろしくね。
DIALOGUE+のライブに行き始めて約1年半。初めての推しの居ないライブでした。
— マルセイユ (@MarseiU14m2) 2022年10月9日
寂しさ、不安、楽しみ、悔しさ、わくわく、といろんな感情が胸の中にありましたが、やっぱり100%楽しいライブでした。
それでも150%楽しむためにあと2つのピースが欲しい。待っています。#ダイアローグ pic.twitter.com/DEuyp263wK
ライブの後は打ち上げ。ライブの良し悪しって、ビールの味で決まると思っているのですが、大阪も立川も本当に美味いビールが飲めました。
次のライブがいつかは分かりませんが、変わらず応援していけたらと思います。2022年ありがとうございました!