Idiot

ばか、アホ、マヌケ

あの日の温度「自分語り編」

 こんにちは、影響されやすいオタクです。

「あの日」2020111CUE 1st anniversary partysee you everyday」の景色を忘れたくなくて、忘れられなくて文字を残したく、ブログにしたためる事になりました。 


 もちろんライブの事も書きたいのですが筆者にとっての「あの日」は昼の部開始前も色濃く残っておりますので、開演前までの「自分語り編」とライブ内容についての「推し語り編」の2部構成でお届け致します。


 オタクの朝は早い

時刻は230分。遠征の為、会場近くに泊まり、早く寝た筈がやはり寝付けずそこから起きとくハメに。

 筆者には今回のライブ参戦にあたって、1つ成し遂げたい事がありました。それは会場で「爪痕」を残すこと。

 とういうのも「beautiful tomorrow」までゲーマーズ博多で開催されていた店頭抽選会が「Colorful」から無くなってしまったという事にあります。

 まあ、原因としては3月に起こった某事件(色紙のくじが上の方に固まっていた?為に開店してたった4枚で色紙が枯れる)でCDの売り上げが落ちた事が考えられます

 Colorfulなんて県内で20枚確認されたかどうか

担当のサイン欲しかったですねぇ。

 という訳で福岡に抽選会を取り戻す為に、筆者は熱量を示さなければいけないと(勝手に)思っておりました。9月なんて抽選会の為にわざわざ大阪まで行ったからね、最寄りが大阪ってどういう事?

 という訳で(暇だったし)夜が明けてすぐ会場へ。もしかすると徹夜勢がいるかもしれないと思いながら613分に会場着。

 まあ誰も居ないわな物販も当日券も無いし

なんでこんなに早く来たんだ?もうちょいホテルでゆっくり出来たじゃん。なか卯の牛丼置きっぱなしで来ちゃったとかぐるぐる頭の中で考えてました。

 それにしても寒い下は長ズボン、上はアンダーアーマー、ライブT、ユニホームで臨んでいました。この時期まで屋外球場まで試合してる選手寒いんだね。

通行人はカルッツかわさきに佇む、ユニホームを着た場違いな人間を横目に通り過ぎて行く。もしかすると今日のライブは貸切か?と思いながら1時間程経った頃、訪れた歓喜の瞬間。第1村人の登場である。


 勇気をだして「マネージャーさんですか?」と聞いてみると「そうだ」という事だったので、これ見よがしに持って来た名刺を渡す。彼は夜行バスでこっちに着いてその足で会場に来たという。談笑しながら寒さに耐えていると第2村人も登場。

 たった1.2時間前まで知らない者同士だった人間が出会ってすぐ打ち解けて喋れるのはライブ会場にかかってる最高の魔法だと思ってる。オタクってあったけぇな

 尤も、自分自身そんなに人と関わるのが得意な人間では無いのですが、2月の某ライブで会った方々のお陰でかなり耐性が付いてきました。

また、これは知り合いの受け売りなのですが、「人が好き人と話すのが好き」になりました。初めて聞いた時全く理解出来ませんでしたが、彼曰く。


 「人はそれぞれ全く違う見方を持っている。だから

  こそ人と話す事で、自分の知らなかった世界を知

  れる」


 という旨の発言をしており、それに感銘を受けました。さっきまで知らなかった誰かが、自分の世界に新たな色を入れてくれて、人生をよりColorfulにしてくれる。それが快感です。これだから、名刺交換は辞めらんねぇな!

 筆者は名刺交換を心の中で「オタクガチャ」と読んでいます。このガチャ割とSSR⭐︎4の排出率が高いです。

 という訳で今回は自作の名刺交換ボードを持って、突撃していきました。自分調べですが、1人で立ってる人より、数人で話してる集団の方がが名刺交換、名刺配布が上手くいきます。喋ってるとこに入ってくのは割と勇気が要りますが、なんだかんだ会話の中に入れてくれます笑


 痛ユニ作って行ったのも大きかったですね。ヤクルトのユニでヤクロトです!ってのもネタになって話題作りにも役立ちました。今回は1人だけでしたが、いつか16人全員のユニホームが作られ、写真を撮りたいですね。筆者が人から影響を受けたように、誰かもまた自分の影響を受けて作られた作品が生まれるなら、これに勝る喜びはございません。

 そんな中で話かけた人からお菓子貰ったり、缶バッジ貰ったり、他コンテンツのダイマを受けたり笑

 ファンだった絵師さん、ゲームで実績残してる方など色々な人と会いましたが、面白いことに話しかけた人の大体8割くらいTwitterやゲームで名前を見たことがあり、狭い界隈なんだと改めて感じました。

 そのなかでもやっぱり野球だな!野球の話題はどの現場でも万国共通で盛り上がる。愛すべき欠陥スポーツに感謝を。

 今回出会った方、全員とこれからもこのコンテンツの成長を見守っていきたい。だから、今はそれぞれの道歩きながら、また同じ空の下集える日を楽しみにしています。

 残念ながら今回、擦れ違い、交換できなかった人もそれぞれに大切なものがあるなら、また会えると思うので、楽しみにしてます。

 途中スタッフの方から、「感染拡大防止のため、名刺交換はやめてください」と注意され、それ以降は堂々とやれなくなったのが、心残りです

 そんななか、開演時間も近づいてきました。IOSのアップデートをギリギリにやってるオタクを心配しながら会場入り、座席に座った瞬間涙が溢れました。ずっとずっと待ち望んだ場所にやっと来れたのだと。

 トイレに行く途中、外で会ったオタクが声をかけてきました。正直なところ、彼にはあまり好感が持てなかったのですが、入場して興奮してる。今にも泣きそうとニコニコしながら語っていた彼も、筆者と同じ面持ちでこの日を迎えたんだと思うと。そんな彼を嫌ってた自分に申し訳なく思いました。

 そんなオタクたちと作る今日のライブが絶対に良いものになると確信しつつ、遂に舞台暗転。



 幕が上がる。